ネットワークを構築(AWS)

内容

AWSのネットワークについて

基礎知識

  • リージョン
    AWSの各サービスが提供されている地域のこと
     基本アメリカが最先端のサービスを提供するが、日本にいるなら東京を選択するのが良い)
  • アベイラビリティゾーン
    →独立したデータセンターのこと
  • VPC(Virtual Private Cloud)
    AWS上に仮想ネットワークを作成できるサービス
  • サブネット
    VPCを細かく区切ったネットワーク
    →パブリックサブネットはインターネットから接続できて、プライベートサブネットはインターネットから接続できない
  • IPアドレス
    →ネットワーク上の機器を識別するためのインターネット上の住所
  • パブリックIPアドレス
    →インターネットに接続する際にしようするIPアドレス
    →重複すると正しく通信できなくなるのでICANNという団体が管理しており、プロバイダーやサーバー事業者から貸し出される
  • プライベートIPアドレス
    →インターネットで使用されないIPアドレス
    →決められた範囲内のアドレスを自由にしようすることができる

ネットワーク構築

1. VPC作成

  • リージョンを東京に設定(画面右上)
  • IAMユーザーでVPCを開く
  • 新規作成
  • nameとIPv4 CIDR ブロックを設定し、VPCを作成

2. サブネットを作成

  • IAMユーザーでサブネットを開く
  • 新規作成
  • 先ほど作成したVPCを選択し、name、アベイラビリティゾーン、IPv4 CIDR ブロックを設定
  • 同じ手順でパブリックサブネットとプライベートサブネットを作成

3. ルーティングを設定

  • IAMユーザーでインターネットゲートウェイを開く
  • 新規作成
  • nameを設定
  • VPCにアタッチ
  • IAMユーザーでルートテーブルを開く
  • 新規作成
  • nameとVPCを設定し、作成
  • 作成したルートテーブルで、「サブネットの関連付け」タブを開き、編集をクリック
  • public-subnetを選択し、保存
  • 作成したルートテーブルで、「ルート」タブを開き、編集をクリック
  • ルートの追加で、デフォルトルートをインターネットゲートウェイに設定し、保存
    以上により、パブリックサブネットからインターネットに接続できるようになる

考慮するポイント

  • プライベートIPアドレス範囲から指定する
    VPCでは仮想のプライベートネットワーク空間を作成するので、プライベートIPアドレスの使用が推奨
  • 作成後は変更できないので、大きめに設定
    →大きさは/28〜/16だが、/16が推奨
  • オンプレミスや他VPCのレンジと重複しないように注意
    →相互接続する可能性がある場合は、重複しないように設計
  • 異なるシステムの場合はアカウントを分ける
    →異なるシステムを同一アカウントで管理すると煩雑になる
  • サブネットの設計は、将来に必要なIPアドレス数を見積もって設定
    →/24が標準的

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